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夫婦二人でトーシツです

統合失調症夫婦の日常を妻の目線から綴るブログ

医療保護入院。特室の話。

もう20年近く前のこと

 

本日二度目の更新です。トモちゃんトーシツを振り返るシリーズ。

 

本日は初めての精神科病院、入院編です。

 

 

トモちゃんは中学三年生で、不登校になり、三日三晩完徹をして、いよいよ統合失調症の急性期に入りました。

 

急性期のトモちゃんはタオルケットを頭からかぶってうわごとを言っていました。

トモちゃんは幻聴はなかったのですが、精神科病院に入院する直前は幻覚が見えていました。

それから妄想も激しかったです。

 

精神科に向かうトモちゃんパパの運転する車の中から外を見ると、信号待ちしている人が全員トモちゃんブラザーズに見えたので驚きました。

 

最初にいったクリニックでは

「うちでは到底診れません。入院施設のある病院に行って下さい」

と言われ、紹介状をもらって帰ったそうです。

(そのときのトモちゃん精神昏迷中で、あとでトモちゃんママに聞いた話です)

 

 

次に行った病院の外来のその日の初診担当医は、まだ若かった頃の川辺先生でした。

 

川辺先生はトモちゃんを一目見るなり「こりゃあかん」となり、医療保護入院が即決定したそうです。

そこからトモちゃんは入院病棟に行き、お風呂もついている特室に入院することが決まりました。

今ではそんなシステムはないのですが、その当時は付き添いも可能だったので、トモちゃんママも付き添いで入院しました。

 

トモちゃんの精神は昏迷中なので、覚えていることとそうでないことがあります。

病院の待合室で飲んだいちごオレの味は今でも鮮明に覚えていますが、川辺先生の話やトモちゃんパパ&ママと何を話したかは覚えていません。

 

 

特室に行ったときも「林間学校に来たのかな?」と思いました。

(特室は和洋室で、修学旅行とか林間学校で使用する宿泊所に似ていました)

そこから三ヶ月間この病院で生活することになるとは知らずです。

 

入院時の血圧もなかなか看護婦さんに計らせず、枕元につげ義春の『紅い花』と『ねじ式』を置いていました。すると川辺先生から

「おや、随分しぶい本を読んでいるね」

と言われました。ちなみにつげ義春はトモちゃんパパの本棚にあって、不登校中のくらーい気持ちにマッチしていて当時のトモちゃんは愛読していました。

 

ベッドに寝そべると、頭上に天井の配線を見るためのパネルがあったのですが、入院時のトモちゃんはそれが怖くてなりませんでした。

中からトモちゃんの頭につなぐ電線が出てきて、それでトモちゃんの頭に電流を流すと思い込んでいました。

 

処方された薬を飲んで、よく眠って、お風呂に入れるようになり、ゴハンも食べれるようになっていきました。

入院して一週間経った頃には頭上の天井の配線パネルも怖くなくなっていました。

 

特室に10日間入ったのち、一般個室にうつりました。

一般個室でも、トモちゃんママは引き続き付き添い入院でした。

一般個室からは食堂で食事をするようになります。

 

入院患者との交流はまた今後書いていきたいと思います。

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